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HeatWave (3次元熱伝導解析ソフト)

heatwave_illus_h.png

HWVによる構造の3次元表示と温度分布の面表示(左)、温度分布のラインスキャン表示(右)

機能

温度依存の材料特性を持つ固体や生物体内での熱輸送計算
および計算結果の加工・解析、可視化(HVW)

解説

HeatWave

HeatWaveは静的および動的な熱の問題を解くために高精度な有限要素法が用いられています。
このプログラムは放射境界や温度依存の熱特性をもつ材料 を扱うことができます。初期値問題においては熱源と表面温度に任意の時間変化を定義できます。

このモードでは空間分布画像や着目点での信号変化を記録できます。パッケージには次の3つのプログラムが含まれます。

  1. HeatWave ウインドウでの対話的な操作またはバッチファイルによる制御によって、一つ以上の熱伝導の解を計算することができます。
     
  2. HWV 2次元および3次元の図を作成し、定量分析を実行できます。
     
  3. Probe 複数の着目点での熱変化を表示できます。(32ビット/64ビットWindows XP〜11に対応。MetaMeshが必要です。)

特徴

3Dplot

timedependent-graph.png

heatwave_setup.png
  • 取扱説明書は読んですぐに実行できる例題がついており、簡単に理解できます。(現在英語のみ)
  • さまざまな2次元、3次元のプロットを作成可能です。
  • 全てのウインドウズプリンタ装置をサポートした出版品質のハードコピー機能が利用できます。
  • GUIでの対話型操作とコマンドスクリプトによる自動操作ができます。
  • 動的計算の場合は、熱出力密度や温度に任意の時間変化を定義できます。
  • 温度依存性のデータを表で与えることによって、どんな材料でも柔軟に表現することができます。
  • 自動的に全体および部分領域での平均温度と熱流束を計算できます。
  • 独特の3次元図法により、領域を表面温度に基づいて色分けして表示することができます。
  • 自動的に3次元等温面を作成し表示することができます。
  • 専用ポストプロセッサーは熱輸送シミュレーションにあった単位と関数で表示します。

  • 価格情報及び注文
    HeatWaveは「HeatWaveセット」および「高機能熱伝導設計セット」に含まれています。

さらにHeatWaveについて学ぶには

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解説およびチュートリアル

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