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EMP (電磁波)

機能

有限要素時間領域解析:電磁干渉およびパルスパワー装置のシミュレーション

解説

EMP は XY平面座標系 (2 次元) やRZ筒状座標系における電磁パルスのシミュレーションを行います。このプログラムでは,曲線状および傾斜状物質境界を正確に記述するために正三角形メッ シュによる独自の有限要素法を採用しています。実行時間は短く、,高性能コンピュータですと数秒程度です。

開空間条件におけるシミュレーションを可能にする ため境界のない整合端をサポートしています。
空間解析データは内臓の対話型ポストプロセッサーにより迅速に解析できます.このプログラムでは、数値データが得られるとともに様々なプロット表現が可能です。

パッケージには時系列プロットユーティリティー Probe が含まれています.EMP は、マイクロ波装置,粒子加速器、パルスパワー発生器、電磁干渉などに対して使用できます。(Mesh が付属。Windows対応)

 

EMP
ベンチマークテスト – 有限半径のグランド面を持つパルスダイポールアンテナからの放射。
 
左側:EMP による結果。1ns毎の|E|のr-z プロット 。
右側:Maloney等による、ほぼ同時間の|E| の断面プロット。 
(J.G. Maloney, G.S. Smith and W.R. Scott, IEEE Trans. Antennas Propagation AP-38, 1059 (1990))

 特徴

  • すぐに実行可能なサンプルライブラリと理解しやすいマニュアル。
  • 対象物質は真空,伝導体,高損失性誘電体,フェライトです。
  • 簡単な表形式のデータ入力により複数ソースを任意に時系列表現できます。
  • クーランの安定条件を満たす時間ステップを自動的に検出します。
  • 最大 50 箇所の位置における温度,熱的性質を時系列で記録できます。
  • 出力データファイルは,簡単にユーザーアプリケーションや数学的解析プログラムで取り込むことができます。

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