Magnum (静磁場) - Advanced Science Laboratory.inc.

Magnum (3次元静磁場解析ソフト)

magnum_illus_h.png

MagViewによるメッシュおよびコイルの表示(左)とコイル作成ソフトMagWinderの画面

機能

高透磁率材料と永久磁石に関する3次元静磁場の計算
および計算結果の解析・加工、可視化(MagView)

解説

Magnum

Magnumは、3次元FEM(有限要素法)による完全な準定常磁場/静磁場計算ツールです。このプログラムは、お手頃な価格でこれまでにない精度と速度を実現します。

Magnumは次の3つのタイプの計算を行なうことができます: 1)電流による自由空間内(自由境界)の磁場分布、2)境界条件が設定され、コイル、永久磁石、線形等方性強磁性体が存在する場合の磁場、3)理想導体を有する領域におけるパルス場。

パッケージには次の2つの付属プログラムが含まれています: MagWinder (駆動コイル定義用プリプロセッサー)およびMagView (2次元/3次元プロット、解析用ポストプロセッサー)。
Magnumは磁石(鉄含有、非含有)、永久磁石装置の設計に幅広く適用できます。(Windows対応。MetaMeshが必要です。)

特徴

コイル設定ユーティリティMagWinderによるコイル作成例

magnum_setup.png
  • すぐに実行可能な実例付きのインストラクションマニュアルは容易に理解できます。
  • 等高線図をはじめ、磁力線表示やベクトル表示など様々な種類の2次元、3次元プロットが可能です。
  • すべてのWindowsプリントデバイスをサポートした、出版品質のハードコピーが得られます。
  • インタラクティブなポイント&クリックによる解の解析が可能です。
  • 新しい解法により、大きな構造体の微細部も精確に解くことができます。
  • インダクタンスを計算するために場のエネルギーの体積分の計算を行うことができます。
  • デジタルオシロスコープの特徴を備えたインタラクティブラインスキャンおよびプロット機能があります。
  • 自動解析を行なうためのバッチモード操作が可能です。
  • 選択したポイントにおける場を高精度で計算するため、高度な補間技法を用いています。
  • 様々な形状のコイルの設定を行える付属ソフトウェアMagWinder
  • シンプルな設定画面
  • 価格情報及び注文
    Magnumは「Magnumセット」および「高機能磁場設計セット」に含まれています。

さらにMagnumについて学ぶには

関連ブログ記事

解説およびチュートリアル

MAGNUM
Calibration of a beam probe with Magnum beamprobecalibration.pdf
Focusing of high-perveance planar electron beams in a miniature wiggler magnet array focusing_miniature_wiggler.pdf
Surface integral expressions for electric/magnetic force and torque forceandtorque.pdf
Using Magnum to find forces in a latching solenoid latching_solenoid.pdf
Magnetic shield design with PerMag and Magnum magshield.pdf
First observation of elliptical sheet beam formation with an asymmetric solenoid lens obs_elliptical_sheet_beam.pdf
Modeling a sectored radial magnet with Magnum radial_magnet.pdf
Theory and applications of the Maxwell stress tensor stresstensor.pdf